「なっ!?バカなっ!!」入り口にはなにやら紙が貼られていた。
が、僕はそれには目をやらず、ただ今起きた現状を把握しようと必至に思考を回転させていた。
どーして?
なぜ?
そんな思いが瞬時に巡った。
冷静さを取り戻すには数秒かかった。
そして、すべて理解したとき
僕は絶望し、その場に立ち尽くしてしまった。
昨日の出来事
僕はいつものように地元の図書館で
勉強をしようと
自転車で出かけた。
天気はあまりよくない。
今にも降り出しそうだ。
時間は昼近く。
少し寝坊をしてしまった。
おそらくユー
チューブが原因だろう。
前日見たくだらないMAD動画を思い出し、少し後悔した。
地元の図書館は、家から自転車で10〜15分の距離。
いくら地元とはいえ、
運動不足のこの体では少々こたえる。
正直こころが折れうだった。
勉強は明日からで、今日も一日
パソコンとにらめっこも悪くない。
いや、だめだ!
今日は久々に
バイトもなく丸一日有意義に使える。
前から一日フルに使って勉強しようと決めていたんだ!
行こう!
そんな葛藤があったかなかったか
とりあえず、僕は図書館に向けて出発していた。
天気はあまりよくはなかったが、きれいな田園風景をバックに心地よい風を受けてのんびりこぐ自転車はそう悪くない。
都会生活に慣れたこの荒んだ心を癒してくれるようだ。
出てよかった。
のんびりこいだせいか、いつもより5分多くかかってしまった。
が、大切な何か思い出させてくれた代償としては安いものだ。
よし、今日も頑張ろう。
そう心を引き締めて図書館の入り口に向かう。
そこで目にしたのは...
「休館のお知らせ」
という非常な紙。
えっ?
あっ...
あぁ、今日エイプリルフールだからかぁ
そうか、そうか
僕はかまわず、自動ドアの前に立った。
何も反応しない。
えっ?ウソじゃないの?
僕は混乱した。
と、同時に焦り始めた。
なせならこの近辺で勉強できる空間はここしかないといっても過言でない。
スタ○やド○ールのような
カフェがあればいいのだが、当然そんなシャレたものはうちの地元にはない。
ファミレスなんかでは死んでもやりたくない。
どーしよう...どーしよう...
しばし呆然とした。
立ち尽くす僕の横のあたりには母親に連れられた小さな少年がいた。
本を無人の返却
ボックスに返しに来たのだろう。
その少年は僕の顔を見てニヤニヤしていた。
自分のこの状況を
まるであざ笑うかのように。
引っ叩いてやろうかと思った。
とりあえず、となり町にも小さな図書館があったような気がしたので諦めずそちらに向かうことにした。
続く?
posted by ケイゴ at 01:36| 東京

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